こちらでは私式簡易ピザ窯の作り方を私なりに解説していきます。
そもそも私も適当に行き当たりばったりで、楽しくハックしているのでみなさんが真似する際も、こちらの記事を鵜呑みにせず、適当にやりましょう。これ大事。
ピザ窯は人それぞれの作り方があるってはっきりわかんだね。
過去にピザ窯関係の記事書いているので、読んでない人はこちらをどうぞ。
mtk-thirty.hatenablog.com
基本思想
こちらの簡易ピザ窯「Unlimited Pizza Works」そもそも私がオリジナルではありませんので、あんま偉そうなことはいえないですが、
基本思想としては、ピザ 窯を断熱レンガで構成することで、熱を逃さないようにすることで500度の高火力を出す。というものです。
なので、とにかく断熱レンガで囲って窯っぽいの作ればオーケーと思ってください(適当)。
ちなみに、一般のピザ窯は窯を構成するレンガとして耐火レンガを使います。耐火レンガとは名前から推測できるように、高温にも耐えられるレンガのことです。耐火レンガにもいろんな種類があるようなので、よくわかりませんが、1200度の高温にも耐えられるものもあるようですね。一般的なピザ窯はピザ窯を全体を物理的に温めます、これによって高火力でピザを焼くことができるわけです。これから私が話す簡易ピザ窯は極力熱を逃さないようにすることで高火力を出そうとするわけですから、結構性質が違っていますね。
必要な材料
私がピザ窯を作るのに必要だった材料をまとめます。が、まあこれ通りにやる必要ないので、「これはこれで代用できるな」とか適当にやりましょう。
1. 断熱レンガx30
私はアマゾンで買いました以下のリンクです。10セットで売っているのでそれを3つ買いましたね。断熱レンガx30個でだいたい1万円掛かります。まあ断熱レンガならなんでもいいと思います。
Amazon CAPTCHA
item.rakuten.co.jp
2. 電熱線x2
簡易ピザ窯の熱源は電熱線です。なので電熱線を調達しないといけないのですが、電熱線を単品で売っていることないです(調べた限り)。でも実は我々の周りには電熱線って意外とあって、ホットプレートやたこ焼き機のなかに入ってます、、、
、、、あとはわかるな????
適当なホットプレートを買って、電熱線をぶっこぬきましょう(野蛮)。これが一番安価、そして簡単に電熱線を手に入れる方法です。でもまあこれ実行するには色々注意点があります。まず、ホットプレートのタイプです。
日頃からホットプレートを解体している人にしかわからないんですが、多数のホットプレートの電熱線は、ホットプレートのプレート部分にガッチリハメられています。私が前解体した、安物のたこ焼き機のホットプレートの裏側はこんな感じになってました。
私はこれを見たとき、絶望を感じました。、、、どうやって電熱線取ればいいや、、、。まあ結果から言うと取れたんですけどね、でもものすごく大変でした、ラジオペンチでフチを曲げたり、テコの原理を使ってふん!ふん!すると一時間ぐらいで取れます。手に豆もできましたし、とてもお勧めできません。
なので、プレートと電熱線が繋がっていないタイプのホットプレートをお勧めします。こちらはプレートが取り替えられるタイプのホットプレートに多いので、少し高くてもそれを買うことをお勧めします。
私が前買ったのはこちらで、電熱線を外すのも簡単だったのでお勧めです。
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B00VW8NUOW/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o02__o00_s00?ie=UTF8&psc=1
電熱線は2つ必要としていますが、まあ一つでもできないことはないです。でも500度の火力がほしいと言う場合は2つぐらい必要になってくると思います。目安として2つの電熱線のワット数が合計1300wぐらいあるといいと思います。(一つの電熱線で1300wのモノがあるならそれ一つでもいいのかもしれないですね)
熱源が一つだと、熱源に近い方が焦げてしまうこともあるので2つ電熱線があったほうがいい感じあります。
余談ですが、電熱線はフィッシュロースターにも入っています。フィッシュロースターの電熱線もプレートが取り替えられるタイプのホットプレートと同様に、電熱線が抜き出しやすいのでお勧めです。リサイクルショップで中古のフィッシュロースターが見つかれば、節約になるかもしれません。
3. コンセント オス
ホットプレートから抜き出した電熱線は、コンセントに差し込める状態ではないのです。なので電熱線をコンセントプラグオスに繋げて、コンセントにさせるようにします。
電熱線は交流電圧で使えますので、向きとか気にせず、コンセントプラグオスに繋げばオーケーです。コンセントプラグはなんでもいいと思います。私は100均で延長ケーブルを買ってそれを解体して使ってました。
以下がコンセントを繋いだ後の電熱線です。
作り方は非常にシンプルに繋げるだけですが、半田ごてが必要になってきます。半田ごてぐらいみんな持ってますよね(遠い目)ないならダイソーでも売っているので買ってきてください。
4.天井材
窯を構成するにあたって、天井材が必要になります。なぜ必要かと言うと、簡易ピザ窯「Unlimited Pizza Works」が無加工のレンガプロックを組み合わせて構成する簡易ピザ窯だからですね。
レンガを接着させたりしないで、窯を構成するので、どうしても天井材が必要になります。
天井材は色々考えられますが、必要な条件として幅30cm以上あり、レンガの重みに耐えられ、高熱に耐えられる素材と言うことです。だからたとえば鉄板とか、ステンレスステーなどが候補になるでしょうか。
格安でやりたい場合は、ダイソーでステンレスステー30cm(以下の画像みたいなやつ)が売っているのでそれを2つ買うといいと思います。
5. ねじ型フック
窯の内部の上側に電熱線を吊るすため、ねじ型フックを使いました。
吊るせそうな、高温に耐えられるものならなんでもいいのですが、百均でねじ型フックが売っているのでそれが一番安価でしょう
6. 耐熱軍手
窯内は高温になるため、普通の軍手では危ないです。500度に耐えられる軍手を買いましょう。必須です。
ちなみに、窯内は超高温になりますが、窯の外側はちゃんと断熱されているおかげて素手でも触れたりします。
7. ピザを乗せす網
ピザが乗せられそうな、金属製の網が必要です。私は適当にダイソーで買いました。
あったらいい材料
これからは必須ではないけれど、あったら便利な材料を紹介します。
電源タップ
電熱線のコンセントを差し込むのに使います。個別にスイッチがオンオフできるタイプのがおすすめ。スイッチで電熱線のオンオフを制御できるようになるので、便利です。これがないといちいちコンセントを抜き差ししないといけませんからね。
これとか。
https://www.amazon.co.jp/dp/B004WYIXHW/ref=twister_B079MLNVXD?_encoding=UTF8&th=1
スチールシェルフ
一度窯をやるぐらいなら、適当な所の上に窯を構築してもまあ大丈夫ですが、継続的に何度もやってくると、窯の下の部分が焦げてきます。
具体的に言うと以下のような感じです。
この土台の上に窯を構築し何度かピザを作った結果。土台の木にいたが焦げました。やっぱり下にも熱が電番してしまうようで、土台は熱に強い素材が理想です。
私のオススメとしてはスチールシェルフ。メタルラックの物置くとこのパーツですね。スチールシェルフの上に窯を構築すれば、窯の下部は地面に接地しなくなるので、比較的安全に窯を使えます。
安全ブレーカ
一応安全を考えたくなるのが人間ってもんです。私は気休めにブレーカーをコンセントの間に挟んで万が一ショートした場合にもすぐ電源が落ちるようにしてあります。
安全ブレーカー自体はアマゾンとかで普通に売っているので、それでいいです。これとか
www.amazon.co.jp
安全ブレーカはそのまま使えませんので、適当な延長ケーブルの間に入れ混んじゃいます。
(まあ、今の所一度もショートさせてないので、一度もブレーカは落ちてないんですがね)
500度測れる温度計
窯の中は500度以上の高温になります。普通の温度計だと500度という温度はもはや高すぎて測れません。なので500度に対応した温度計がなければ窯の中の温度を把握することができません。
ちなみに私は温度計を自作しました。回路で温度計を作るのはそんなに難しいことではないので(電気系高専生は語る)
私のなんちゃって温度計はこちらですね。
2種類の温度センサーの値をarduinoで処理するようにしてあります。一種類は普通の温度センサーで、もう一種類は「熱電対」っていう高温を測れる奴ですね。熱電対は絶対温度しか測れないので、普通の温度計と組み合わせないと、窯内の温度は測れません。
まあ、そのうちこのセンサーの作り方についてもまとめますよ(そのうち)
マグマプレート
これは窯の中に入れるものですね。なくてもピザは焼けますが、あったほうが安定的に焼けます。
マグマプレートが熱を蓄えてくれるからですね。
あったほうがいい奴です。
まとめ
これらが、簡易ピザ窯に必要な材料でした。総額にするとおそらく2万円ぐらい掛かるんじゃないでしょうか。
2万円でナポリ風ピザが焼ける窯が作れると思えば、安いもんですよね(遠い目)
ではとりあえず、記事が長くなったので、続きは「簡易ピザ窯の作り方 Part2 レンガ積み編」でまとめたいと思います。
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