窯でピザ焼く in 文化祭

今年を振り返るシリーズ第3弾

今年の文化祭で窯焼きピザ屋台をやったことについてまとめます。もう適当に書いている駄文ですがご了承ください。

は??窯焼きピザ??、、どうせ「窯焼きピザ」っていう冷凍食品解凍しているだけだろ?

って思ったそこのあなた。半分あっているんですけど、半分違うのです。 百聞は一見に如かず、とりあえず窯の写真を見ていただきましょう。

f:id:mtk-thirty:20181231205814j:plain
Unlimited Pizza Works(UPW)
はい、こちらのレンガの形を最大限利用して構築されているものが、今回作成したピザ窯です。 なんと、最大火力500度。本格的なナポリピザを焼くことができます。すごい。 まあ私が発明したわけでないんですが。

このピザ窯を作った人がこのピザ窯について紹介しているブログ等々のリンクをだらっと並べておきます。以下のサイト見ればだいたいどんなピザ窯なのかわかると思いますので詳しい説明は割愛🙏。 togetter.com 無限ピザ - PukiWiki

www.slideshare.net qiita.com

私はこのピザ窯に「Unlimited Pizza Works」という名前をつけましたが、オリジナルはDELiveという名前でやっているようですね。 ざっくりこの窯の概要を説明すると。この窯は簡易的な電気窯で、熱源は電熱線です。この電熱線は適当なフィッシュロースターの中に入っているものをぶっこ抜いて来ています(別にホットプレートからぶっこぬいてもよい) 窯の全体は、断熱煉瓦で構成し電熱線の熱を閉じ込め、窯内部に熱が貯まるようになっています。この断熱レンガがこの窯のきもで、これによって最大500度の火力が実現されていると言っても過言ではありません。

窯を作るのに必要なものは手軽?で断熱レンガ30個程度、ぶっこぬいて来た電熱線2本、電熱線をコンセントに繋ぐためのコンセントオス、レンガを窯状にするための鉄板(ここはいろいろな方法がある) たったこれだけで、自作ピザ窯という最高の遊びができるわけです。素晴らしい。 あとで、私が作った窯の再現の仕方をまとめた記事も書くので、詳しくはそれを!

文化祭屋台で窯焼きピザ

ということで、ピザ窯の話は終了して、文化祭でピザを焼いた話に入っていきたいと思います。

ピザ生地

ピザ屋台に至るまでの準備はそこそこめんどくさいものでした。まず、先立って問題だったのがピザ生地の準備についてです。 いつもは、私がピザ生地をこねて、その生地を使ってピザを焼いていました。ただ、屋台で自作生地を提供するのは難しかったのです。 まず、屋台のルールとして文化祭当日しか調理ができない。つまり事前にこねた生地を使うことができないという制約がありましたし、 保健所の認証を通るのにも手ごねピザ生地を、審査通すのが難しかったです。

結局、冷凍ピザ生地を購入してそれにトッピングを加え窯で焼くという形になりました。 冷凍ピザ生地を採用したのは仕方ないことなのですが、非常に大きなデメリットがありました、、、

それは、、、もはや窯で焼く意味ねぇ、、、ということです。

この購入したピザ生地はあらかじめ熱が通っているものなので解凍すれば生でも食えます。つまり、別に窯で焼こうがオーブンで焼こうが味はあまり変わらないということです。 はい、もう初っ端から独創性を捨ていくスタイルで計画は進行していきました。

トッピング

ピザの上に載せるトッピングもだいぶ悩みました。 最初は通販で大量買してコストを安く仕入れようと考えていたんですが、具材をどのぐらい買うか全く見当がつかなかったのでできなかったんですよね。 文化祭でピザを焼くのは、まさに前人未到な試みだったので、ピザがどのくらい売れる目処が立たなかったんです。 ということで、トッピング類は全て近所の業務スーパーで買えるものに絞って選別していきました。近所で買えるなら、様子を見て買い足したり、臨機応変な対応ができたので非常によかったです。

あとは、業務スーパー使えそうな具材を買って来て、実際にピザを焼き、どうするか検討していきました。

その結果、私は無茶苦茶ピザを食うことになりました🍕(ピザ)

文化祭当日

当日は、臨機応変というなの、人にぶん投げスタイルで運営を行いました。正直ピザ焼くなんて前例がないんですから、あらかじめ計画立てたところでうまくいく保証はないんですよ。 なので何もかも当日の様子を見て、問題にそれぞれ対処していくスタイルで屋台を行いました。 まあ正直、屋台営業開始時間になってもピザが焼けない状態だったり、グダグダしてましたけど、最終的にはなんとかなってました。臨機応変に対応し続けたメンバーに感謝です。

基本的な方針として金儲けよりも、楽しむことを重視しました。よってピザの念密なレシピ、例えばチーズをなんグラムかけるとか、は一切決めず、トッピング係になった人のフィーリングで作ってもらうことになっていました。 もう誰がトッピングしているかによって、本当に具材の量が変わるので、全く品質が統一されていませんでした(笑)。でもまあこれぐらい自由な方が、屋台運営を楽しめます。だいたいみんな多く盛るので、お客さん的にも嬉しい対応だったと思います。そんな風に働く側も楽しいように心がけて運営していました。 当日は、臨機応変な対応が頻発し、割と破茶滅茶してましたが、私は結構楽しかったです。

その場で焼いているピザということで、お客さんの反応もよく売れ行きもよく、昼過ぎには完売してました。

美味しそうの食べるお客さん

私は作る側が楽しいように運営しようと心がけていたので、お客さんのことはあまり考えていませんでしたが、 やはり、美味しいと言って食べてくれるのは嬉しいものです。

特に、私の印象に残っているのは、無茶苦茶うまく焼けたピザを手にした、お父さん、、、(私の父でなく、幼女のお父さんです) ピザの焼き加減も時によって変わっていたので、超うまく焼けた時にたまたま購入したお父さんが、娘に「美味しそうだよー」とピザを持って行っている光景はなんとも微笑ましく、尊い光景でした。やっぱりお父さんの笑顔は素敵で可愛い。

屋台準備等はクソめんどくさかったし、言うほど儲かりませんでしたが、やりがいを感じました❤️ 完