cob ledライトで水耕栽培

久しぶりですが、いろいろ余裕ができたので記事でも書きます。

動機

最近引っ越しをしまして、地下の物件に引っ越しました。 地下物件ということもあって、広さの割には賃料が安く、生活リズムが終わっている私としては、そもそも日の出る時間に活動していなかったので、日差しも関係ないと文句ない物件と思っていました。

ただやはり、気になってくるところはあるようで、部屋にある注意文言をみつけました。 「排気口を塞ぐと酸欠になるので注意!」

そりゃそうなのですが、地下なので日光も入らなければ風も入りません。 排気口がちゃんと設置されているので、基本的には大丈夫なのでしょうが、そういわれるとなんだか酸素が薄いような気がしてきました。 とわいえ、定期的に換気するのも面倒で、めんどくさがりの私としては換気扇を定期的に回すのも忘れそうです。

ということで植物を育てることにしました。酸素がないなら作ってしまおうという発想です。家の中に植物農園を作ることができれば酸素も供給され、安心して引きこもれるでしょう。

水耕栽培

酸素を供給するといっても観葉植物をボンとおいてもあんまり意味なさそうです。なぜなら地下なので日差しがちっとも当たらないからです。 部屋の照明では光合成に必要な光にはちっとも足りません。こう考えると日差しがいかに明るいかわかりますが、しょうがないので、LEDライトで光をあてて光合成をさせる必要がありそうです。

でもそうなってくると、ちょっと電気が無駄な気がしてきます。いっそ、水耕栽培をすることにしました。こうすれば酸素を供給しつつ、野菜も作れて一石二鳥です。 水耕栽培については、がちがちのにわかですが、室内なので土を使うのはめんどくさすぎるので、これしかありません。

基本的には

  1. 水が入れられる容器

  2. 液体肥料

  3. LEDライト

があればよさそうです。 適当にyoutubeの動画を参考にしつつやってみることにしました。

水耕栽培の容器はいったん100均で適当に調達するとして、液体肥料は「ハイポニカ 水耕栽培 液体 肥料」というのがいいらしいです。 Amazon | 協和 ハイポニカ液体肥料 500ml(A・Bセット) | 肥料・土壌改良剤

cob ledライト

さてのこりLEDですが、COB LEDライトというやつを使うことにしてみました。 植物用のLEDライトはどれも色をちょっと変えたLEDを敷き詰めているだけのくせにくそ高いので、ふつうのLEDを使います。

COB LEDライトとは、LEDの一種で、通常LED1個に対しLEDチップが一個のところを、集積して20個、30個LEDチップを一つの基盤に詰め込んだLEDです。 Amazon.co.jp: ミニ 投光器 led COB ライト 小型 作業灯 USB充電式 キーホルダー式 軽量 IP66防水 高輝度 800ルーメン 4種点灯モード 強力磁石付き 緊急照明用 アウトドア用 釣り キャンプ 登山 ランニング 防災 地震 停電 作業用 : DIY・工具・ガーデン

メリットとして 1. 通常のLEDよりも単純に明るい

  1. 集積化により、電気効率が上がり低燃費

  2. コンパクト

  3. 基盤の裏にアルミつけることで排熱ばっちり といいとこずくしです。

一方デメリットとして

  1. 価格が高い
  2. 発熱がえぐい ということが挙げられますが中国の価格破壊により、わりと安いのもあります。 COB LEDライトで調べるとわかりますが、携帯式のCOB LEDライト(よくあるストラップできるやつ)は300円から2000円まで割といろんなものがあります。 ただ、大体はバッテリーの違いが値段に影響していそうで、高いものほど長持ちするっぽいです。今回はコードケーブルでずっと充電しながらつかうこと前提なので、中国のやばいCOBライトを買いましょう。 ただ注意として一番安い奴は、大体とどくまで一か月近くかかるので気を付けましょう。

発熱はえぐいので注意しましょう(一敗)。LEDは高温になるとチップが焼き切れて明るさが低下します。市販のCOBライトを使う分には排熱が対策されているので問題ないですが、熱がこもらないように注意しましょう。

水耕栽培 開始

書くのがめんどくさくなったので、雑に描きます。 まずは今回利用するものを

  • COB LEDライト(中国製) 400円ぐらい
  • 春菊の種
  • 適当な容器
  • バナナスタンド
  • 猫よけ
  • S字フック
  • 激落くん
  • USB type A延長(必要に応じて)

COBライト、容器以外は100均で揃えました。

では早速作ります。まず容器の形に合うように猫よけを切りましょう。ただ根っこが伸びるスペースを開けたいだけなので別のものでもいいです。

次に激落くんに水を染み込ませ、タネを巻きます。この時スポンジの上辺の中央を爪でちぎって、溝を作っておくとタネがこぼれずらくていいです。

次に照明をセットします。バナナスタンドにCOB LEDライトをセットするわけですが、S字フックで高さを調整するといいです。 COBライトは充電ケーブルを挿しっぱなしにしてずっとつくようにしましょう。 高さはスレスレでもOKです。明るければ明るいほどよい。やってみた感じで言うと、さすがのCOBライトでも距離を離すと光量が足りず、徒長(茎が過剰に伸びてしまう現象)します。

ちなみにですけど、LEDライトなくても部屋の照明が付いているから、ワンちゃん育つのでは?というのは甘いです。(私も考えた) 光量が圧倒的に足りません。人の視界は虹彩の自動調整で明るく見えているだけで、実際意外と暗いです。LEDライト使いたくない場合は、窓際に置いて日光を当てるのがおすすめです。 日光はLEDとは比べ物にならないほど明るいです。しかも広範囲、すごいね。

参考に光量センサーで測ったところ、タネの位置で7000Luxの明るさでした。

最後に霧吹きでタネを濡らして完了です。発芽するのを待ちましょう。

最後に

水耕栽培、室内でもやりやすくて楽しいです。土だと水やりめんどいし、土が散らかるのがだるいし、管理めんどくさいです。

他にも色々作っていて、部屋の一角が完全に植物ゾーンと化しています。気が向いたら、自作したライトついても書きたいですね。